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Archive for the ‘Community’ Category

[NBA] NBAのCommunity支援のかたち – Oklahomaの竜巻被害への支援活動を通じて

■Oklahoma Cityを襲った竜巻(Tornado)へのNBA選手の対応

つい先日Oklahoma City Thunderの本拠地Oklahoma Cityを襲った竜巻で大きな被害が出た。そこに関してのTwitterがいくつか流れてきた。

ThunderのエースKevin DurantとThunderが竜巻が襲った地域を訪問し、物資を運んだりサインをしたりと支援を行っている動画。

Kevin Durant & the @OKCThunder visit & lend a helping hand to those affected by the Oklahoma tornadoes (video): http://on.nba.com/12Aaaqv 

そしてこれ↓は、Playoffを戦っているMemphis GrizzliesのTony AllenがArenaでの寄付を呼び掛けているという記事。

.@USAToday: @memgrizz @aa000G9 to match in-arena donations, encourages fans to join tornado relief efforts http://usat.ly/12QWI3c 

この記事をツイートしている@nbacares、これこそがNBAのCommunity Outreach(ここで使われているCommunityに当てはまる日本語がないのでこのままで)活動の統一した名称(ブランド)となっているもの。

NBA Cares (NBA.comサイトの中)

現在は上記サイトにアクセスするとTornado Relief Effortsという竜巻の被害支援に関する活動のページへ遷移する。

■NBAのリーグとしてのCommunity支援の明確な意思表示

ここで特に触れておきたいのは個別の事象に対しての対応云々ではなく、リーグとして明確にこのような活動を支援していること。2005年から活動を開始している。概要を以下に引用する。

NBA Cares is the league’s global community outreach initiative that addresses important social issues such as education, youth and family development, and health and wellness. The NBA and its teams support a range of programs, partners and initiatives that strive to positively impact children and families worldwide.

As part of the league’s mission to demonstrate leadership in social responsibility, NBA Cares reaches communities through philanthropy, hands-on service and legacy projects. Since October 2005 when NBA Cares was launched, the league and teams have raised more than $218 million for charity, provided more than 2.5 million hours of hands-on service, and built more than 805 places where kids and families can live, learn or play in communities around the world. (NBA Cares Overviewより)

実はNBAの選手は個別に財団を持っていることも多く、それぞれが多かれ少なかれCommunityに対する活動を行っている。NBA Caresもそれ自体は全く否定いないが、そこに統一的なNBA Caresという看板をつけることでより選手が活動しやすく、かつ活動を集約することでインパクトが大きくなるようにしていると考えられる。

■Attentionを集めるプラットフォームとしての役割

さきほどのTornado Relief Effortsのサイトを見るとわかるのだが、複数の団体と提携し、紹介する形となっている。The American Red Cross、Feed The Children、The Regional Food Bank of Oklahoma、The Salvation Army、Save The Children、United Way of Central OKlahomaと6団体を紹介。これらは様々な活動を行っているが、NBA単体では行えない活動ばかり。NBAは自分たちがメディア・プラットフォームであることの影響力を活かしてこれら団体を人々に紹介し、それによって支援を実現している。

常々NBAはパートナーシップの組み方がうまいと感じているがビジネス的にうまいという側面があるのはもちろん、このようなケースを見ると自分たちが社会の中で存在している意義を理解しながら、最大限貢献できる方法を模索しているのだと改めて感じさせられた。