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[NBA]NBAのICT(テクノロジー)戦略

今のNBAの隆盛とテクノロジーの進化は切っても切れない関係にある。

以前に紹介したNBAにファンによるマネーボールも、チケット販売戦略も今日の進歩したICTの技術なしには実現しえなかった。

スポーツのリーグでありながら最新のテクノロジーの成果を取り込んでいくには何かしかけがあるはずだ、と考え調べたところ出てきたのが「2013 NBA All-Star Technology Summit」だった。

リンク:2013 NBA All-Star Technology Summit

■NBA All-Star Technology Summit概要:

ちょうどオールスターが開催されている週の金曜日に行われている。今年でなんと14回目を数えるらしい。テーマは「the next digital frontier」。

  • 基調講演:Media Management for Rocket Scientists (NASAのディレクターが火星で使う画像解析技術の話題をもとに、最新技術について講演)
  • パネル1:Navigating Big Data (Big Dataをどのように製品・サービス開発に役立てているかを、アメリカ教育省、SAP、Bain、Ticketmasterの責任者クラスが参加するパネル)
  • パネル2:Consumer Video Strategies (On-Demandビデオを提供するためのプラットフォームが最もファンにとってよく、かつSustainableかを議論するパネル。参加者はCablevision SystemsのCEO、State FarmのCMO他TurnerやYoutube等。あとMagic Johnsonも!)
  • パネル:Mobile and Tablet Trends (スマートフォン、タブレットがユーザーの第1かつ常時ののアクセス手段となるに従い、メディア企業はどのような戦略を取っているのかを議論するパネル。Sprint、BBVA、Cisco、ESPNとDallas Mavs、Cleveland Cavsのオーナー、Charles Barkleyが参加)
  • 基調講演:Twitter’s Manifest Destiny (Twitter CEOの講演)

各パネルのModeratorもCNNやTurnerのキャスターが務める。

■なぜリーグがこのような会議を主催するのか?

パネラーにしろモデレーターにしろそうそうたるメンツを集めているが14回目を数えているということはそれなりの意図をもって続けていないとできないこと。

参加者は各チームのスタッフと考えられるが、普段チームの活動で忙しいと変化の速い技術動向を追うというのは難しい。したがってリーグとして技術動向を把握するために一流の専門家を集め、活動に役立てようと主導しているのは正しいやりかただと考える。またチーム単位ではこのクラスのゲストを呼ぶことは難しいが、リーグ主導であればAll-Starと同時開催することで集客も見込めゲストも呼びやすくなる。(もちろんNBA自体の知名度もある)

おそらくリーグとしてこの会議を続け、常にICTの動向を把握するようにしてきたことが、Ticketmasterの提携もSAPとの提携なども含めた提携につながっているのだろう。結局会議を毎年行うという仕掛けを作ることで、会議当日だけでなく前後も含めて担当者は常に情報収集を行い最新動向を把握するようにしていったことが成功を(少なくともこれまでは)おさめている理由だったのではないだろうか。

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