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[USAB] NBAとUSAオリンピック代表チームの協力関係

オリンピック関連でもう一つ。今度はバスケットボールネタ。

アメリカは1992年のDreamteam以来、NBA選手で構成されたアメリカ代表チームをオリンピックに送り込んでいます → USA Men’s National Team

それについて考察してみたいと思います。(ネタ元はNBA、アメリカ代表の公式サイトとTwitterだけであり、それ以上のところは筆者の想像によるものです)

USAB(アメリカ代表チーム)とNBAの協力関係

今はちょうど準備段階で何試合か親善試合をしている段階です。2年前の世界選手権のときの印象はあまりないのですが、今回はNBAのホームページからUSAB(アメリカ代表チーム)のHPへのリンクが張られたり、NBA.tvでハイライトを流したりと非常に協力的な印象です。また選手も積極的に#USAB2012 というハッシュタグをつけてtwitterに投稿していますね。

#USAB2012(Twitter)

通常オリンピックチームは報酬もなく、けがをするリスクもあるためNBA側(特にチーム)としてはこれまではあまり協力的じゃなかった印象があります。それに比べると今年はNBA側としては選手を送り出すからには徹底的にそれを活用してやろうという意図が見えるようです。

オリンピック期間に入ってしまうと放映等の権利はもろもろオリンピック委員会が独占的に使うことになるので、準備段階でできるだけNBAとしてもバックアップし、かつ選手が出ている試合・練習を積極的に流すことで露出をアップしています。

NBAがアメリカ代表チームをバックアップしている理由は?

◆オフシーズンにもトッププレイヤーの試合を見る機会

6月中旬にNBA Finalが終わった後はNBAはSeason Offに入ります。その間Summer Leagueや移籍市場がありますが、トッププレイヤーたちは新しいシーズンのキャンプまでは通常オフで試合に出ることがありません。それがオールスター以上の豪華な布陣での試合を見ることができるのです。

例年で考えたらシーズンが終わってオフに寂しい思いをしているファンたちにはもう一回オールスターのようなお祭りが来たようなもの。この機会を使わない手はないですね。

◆Global展開の一部として

また昨今加速しているGlobal展開の一部とも考えられます。オリンピック期間に入ってしまえば確かにNBAのリーグとしての放映はできません。ですが、NBAも国際化し多くの海外の選手がNBAで活躍している。今回の各国代表選手にも現役NBA選手や、将来のNBA選手が多数います。

オリンピック準備期間を通してのアメリカ代表チームへファンの関心アップ
→ ファンがオリンピックを観戦する
→ ファンがアメリカ以外のチームでの現役・将来のNBA選手を発見
→ その選手がNBAに来たら試合観戦

という流れでさらにNBAを観戦に行く動機が増える機会となりえます。

以上のように考えるとオリンピックにNBA選手を派遣しているのはNBAにとっても実においしい機会といえます。リスクをとっているのだからその見返りを求めるのは当然ともいえるのかもしれませんが、したたかだなぁと改めて思います。

準備期間中に試合、NBA.tv、グッズ等の売上はUSABとNBAと各チーム間でどのように分配しているのかわかりませんが、3者とも納得するスキームをおそらくNBAは作れるということが、今のNBAのリーグとしての強さの一つなのでしょう。

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